人間は、本来大いなる自然の一部です。宇宙と共にある大きなサイクルを形作る歯車のひとつでもあるのです。リズムに沿って生きることが当たり前であった頃は、必要なものはすべて必要なときに手に入っていました。

　しかし、時が経つうちに人間は、自然に対する畏敬の念が薄れ、自分たちが作り出したリズムの中で生きるようになりました。「必要なものを必要なときに手に入れる」ためのサイクルとリズムから外れてしまったのです。
　現代人が「人生が思い通りに運ばない」と感じているのは、これこそ原因かもしれません。

　リズミック・コードは、宇宙のリズムを思い出す手伝いをするコンテンツ。
　マヤ占星術で自分の生まれてきた意味と目的を知り、迷ったときはマヤのサインに進むべき方向を尋ね、マヤの暦を意識した生活を送ることで、誰でも「幸運な偶然が次々と起こる」シンクロニシティを感じられるようになるのです。

―マヤ占星術とは―
　古代マヤ文明の人々は、天体の動きを精確に観測し、法則性を見いだしていました。その記録は、暦としての形を残しているので、「マヤ暦」と呼ばれます。マヤ暦とひとくちにいっても様々な周期、用途のものがありますが、とくに13の数字と20のマヤの神々の名前（デイサイン）が歯車のようにかみあってつくられた、260日からなる「神聖暦ツォルキン」には、占星術としての役割もありました。

　本来は聖なる時間の流れを把握し、同調していくために使われているこの暦ですが、誕生日にどの数字とデイサインがくるかによって、その人の本来の性格や資質、過去（前世）や未来（来世）のことがわかるのです。組み合わせは13×20で、260通りあります。マヤ占星術は、「神聖暦ツォルキン」の別名といってもいいでしょう。リズミック・コードでは、あなたの誕生時に与えられた数字とデイサインを「魂に刻印された暗号（コード）」ととらえ、その暗号（コード）を様々に読み解いていきます。

―ツォルキン占いとは―
　ツォルキン占いは、古代マヤ文明で「神聖暦ツォルキン」を司っていたシャーマンたちが、未来や物事の吉凶を知るために用いてきた占いです。
　当時は袋の中にとうもろこしやセイバなどの種を入れ、それを手でつかんでいくつか取り出し、その数を「神聖暦ツォルキン」にあてはめていって（起点はその日の数字とデイサイン）、最後の種が置かれた日の数字とデイサインから、物事を判断しました。
　リズミック・コードでは、この伝統的占いを現代的に使いやすく再現しています。

―複合占術とは―
　複合占術は、「マヤ占星術」と「ツォルキン占い」を併用し、あなたに用意された運命と、現時点で待っている未来を同時に映し出すものです。
　まず「マヤ占星術」で、誕生時に与えられた数字とデイサインから、「魂に刻まれた暗号（コード）」を読み解きます。
　一方、「ツォルキン占い」で明らかになるのは、あなたの「今」の状況と、そこから導かれる「今後」。吉凶を知るのに優れたこの占術は、大きな流れの中であなたがどちらの方向に向かっているかを示し、進むべき道を照らし出してくれるはずです。

　こうした詳細な占断は、あなたが人生を思い通りに展開させることができる「シンクロニシティ」を実感するための助力となるでしょう。古代マヤ文明の叡智の結晶といえるこの占術で、宇宙のリズムを感じ取ってください。

　聖なる時間に人の精神（心）の同調を促す目的で、「神聖暦ツォルキン」を現代風にアレンジしました。もともとの「ツォルキン」は完全に切れ目のない260日の循環サイクルですが、人間の身体に大きな影響を及ぼす月の周期（28日）×13ヵ月で区切っています。またツォルキンそのものの意味に加えて、13の数字に司られる各月が持つ力も意識することで、より容易に宇宙のリズムを体感できる仕組みになっているのです。

　このカレンダーを意識して生活することで、あなたの人生にはシンクロニシティが次々と起こってくるでしょう。また、目標や日々の出来事や思ったことを文字にして書き込んでいくことで、夢を叶える方法も自分自身で見つけやすくなります。あなたの直感と感性に従って、このカレンダーを使いこなしてみてください。