デア(der)　ドイツ語。英語での「THE」にあたります。
リネアール（linear）　ドイツ語。直訳では「直線」。意訳として「定規」。そこから「はかるもの」と捉えます。
　これまでどこにも明かしていなかった、まったく新しいJ.H.マイヤーの占術。プロの占い師となってから現在まで、日本はもちろんのこと、ドイツ、アメリカをはじめ世界各国をまわりながら、多くの人間と触れ合い、出会った人達の悩みを聞き、励まし、迷いを取り払ってきた。その中で、人間の本質や変わってゆく人間性、その神秘を掘り下げるとき注目したのは、その人自身にあたえられた数字。つまり生年月日だったのです。

　人間ならば誰もがもっている生年月日。これがリネアールを語る上での基礎となります。

　生年月日――。いってみれば、私たちが人間として生まれた刻印。そして未来を生きるとき、己(おのれ)を記し続けるための証なのです。
　しかし、人間の本質は、たった一本の定規でははかれない。生まれ落ちた日から育っていく社会環境によって進化し、変化を遂げていく――。「宿命」「運命」を超え、ひとりの中にあらゆる思考（人格）がつくられるのです。それは、何かに「作られる」のではなく、思考を働かせ、選び取っていく瞬間瞬間が「創り出す」もの。

　さらに「社会」も、その、人間が選び取る瞬間の積み重ねによって「造られる」。その中で惑い、進めぬ現状に苛立つことも多い。しかし、それを否定する必要はないのです。表面に表われる自分の性格を認め、さらに深層心理と呼ばれる、無意識に近い本質に気づくことによって、これまで知らなかった輝ける未来が見えてくるのです。
　迷い多き現代、あえて、自分の内なるものと向き合うべき。その上で、人生が歩きやすくなる術(すべ)を示唆する。そこで誕生したのが『デア・リネアール』です。

　この世に存在する10個の数字。それぞれのもつ特徴から、「感」「技」「義」「吸」「繋」「穴」「秤」「正」「対」「理」という、一文字の漢字をあてはめて使用します。
　通常、私たちが認識している生年月日の数字から、強く影響を受ける数字2個が選び出されます。さらに、その人自身を象徴する「ヒト」を産み出し、性格や傾向、才能、そして未来へ導くためのアドバイスを示してくれます。

　対人関係を占うときも、０から９の10個の数字がキーとなります。恋愛相性の場合、あなたとあの人にそれぞれ最も強く働く1個の数字を選び出し、その組み合わせによってふたりの相性を象徴する「ヒト」が生み出されます。基本的な相性、恋愛、結婚など、どんなふうに影響しあうのか、また、今後のよりよい関係づくりのためのアドバイスを導き出すことが可能です。

　通常、私たちが認識している生年月日の数字から、強く影響を受ける数字2個が選び出され、その人自身を象徴する「ヒト」を産み出します。
　「ヒト」が生まれ落ちた時間と生年月日の数字から、強く影響を受ける数字1個がつくりだされます。さらに「今」に強く影響を与える数字1個が選び出され、その2個の数字によって、深層心理や近未来を示してくれます。