占者紹介 心を知る占い 結城モイラのギリシア占術

結城モイラプロフィール
 占い研究家、エッセイスト、童話作家。
 幼少期、ロシア人の祖父より西洋手相術、占星術を学んだのをきっかけに、占いへ興味を持つ。以来、西洋占星術、西洋手相学、タロットカード、夢占断等を深く研究し続けている。そのキャリアは30年にも及び、今日の占い界を築いてきた草分け的存在の一人。

 幅広い学識を駆使した占断文と、相談者に親身になった優しい語り口には定評があり、「癒し系占い」を代表する。そのため、自身のラジオ番組では、占いの概念を越えた人生相談も多数あり、最近では、「幸せな生き方」についての執筆も多い。これまでに上梓した単行本はすでに60冊を超え、雑誌においては、子供向け学習誌から「VOGUE」(コンデナスト・ジャパン)といったファッション誌にいたるまで、様々な世代に対し、占い原稿を執筆中。そのため、親子二代にわたるファンも少なくなく、年齢を問わず幅広い人気を得ている。

 近年では、パワーストーンの研究にも力を入れており、「モイラジュエリー」のプロデューサーとしても活躍中。

 なお、「結城モイラ」の名付け親は作家・遠藤周作氏であり、ギリシア神話においては運命をつかさどる女神を指す。

 東京都生まれ。白系ロシア人の血をひくクォーター。白百合女子大学国文学科卒。



結城モイラから、みなさんへのメッセージ
 人生って、楽しみがいろいろある反面、悩みも多いものですよね。あなたも「明るく前向きに」と頭では解っていても、次から次へと不安や心配、迷い、腹の立つことなどが襲ってきて、押しつぶされそうになることがおありでしょう? 私も以前はかなり心配性でした。でも、そうした経験を積み重ねるうちに、心配や不安はいくらしたところで、何にもならないこと。それどころかかえって、自分の運を悪くする害毒になることに気づいたのです。それがきっかけで、不安や心配などを処理する私なりの方法を体得し、今は何が起こっても、とても楽な気持ちで過ごしています。その方法をお話ししましょうね。

 実は私は、「心配や不安は天に預けて」ということを実行しているのです。つまり、心配や不安などが心にわきあがってきたら即、それを全て天に預けて、こころを意識的に何もないときの状態に戻します。こころを解放してあげるのね。そのうえで、今自分がすべきこと、何をすることが最善なのかをよく考えて、それにまい進しています。この方法を自分で体得してから、私は本当に生きることが楽しく、幸せに思えるようになりました。

 あなたもこの「ギリシア占術」を幸せのヒントにしながら、「心配や不安は天に預けて」を実行して、より良い人生を築いてくださいね。あなたに素晴らしい幸せが訪れますように、こころからお祈りしています。(結城モイラ記)


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